スタイルシートを後から読み込む
今回は、スタイルシートを後から読み込むテクニックを紹介します。通常、ホームページは、初めからスタイルシートが適用された状態で表示されます。しかし、このテクニックを利用すると、ページが表示されたあと好きなタイミングでスタイルシートを追加できます。ここでは、クイズページを例に、その概要を紹介してみましょう。 サンプルページ

→ ページの作成とJavaScript関数の呼び出し
 
まずは、普通にHTMLやCSSを記述してページを作成します。今回は、以下のようなクイズページを作成しました。このHTMLにはクイズの答えも記されていますが、文字が白色に指定されているため、実際には見えません。また、【解答を見る!】のボタンにonClickイベントを追加し、ボタンをクリックするとJavaScript関数「roadcss()」を呼び出すようにしておきます。
<B>問題(1)</B><BR>
日本で一番高い山は?<BR>
<BR>
<BUTTON onClick="roadcss()">解答を見る!</BUTTON><BR>
<FONT size=2>※Internet Explorer 5.0以降で動作します</FONT><BR>
<BR>
<DIV class="anser" style="width:100px; padding:5px;">
<FONT color=#FFFFFF>答え:富士山</FONT>
</DIV>


→ CSSを読み込むJavaScript関数を作成する
 
続いて、CSSを読み込むJavaScript関数「roadcss()」を作成します。新たにCSSを読み込む場合は、「document.createStyleSheet()」とJavaScriptを記述します。カッコ内には、読み込むCSSファイル名を記述するようにしてください。なお、「document.createStyleSheet()」はInternet Explorer 5.0以降でのみ動作するJavaScriptとなります。他のブラウザでは、正しく機能しない点に注意してください。
<SCRIPT language="JavaScript">
<!--
function roadcss(){
document.createStyleSheet('kotae.css');
}
// -->
</SCRIPT>


→ 後から読み込むCSSファイルを作成する
 
最後に、読み込まれるCSSファイルを作成すればテクニックの完成です。なお、CSSファイルを作成する際は、その拡張子を「.css」にしておくのを忘れないでください。今回の例では、答えが記されているDIVタグ(class="anser")について、背景色を赤色にするCSSを作成しました。【解答を見る!】のボタンがクリックされると、このCSSが適用され、白色で表示されている答えが読めるようになる仕組みです。この例のほかにも、工夫次第でユニークなページを作成できると思います。ぜひ、試してみてください。
div.anser{
background-color:#FF0000;
}
サンプルページ


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